英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をブログにしています。
コロナによる外出自粛をきっかけに英語多読をはじめました。
この記事では私が読んだ英語多読本(Graded Readers)の感想を書き留めています。
※YL=読みやすさレベル。0.0-10.0まで。数値が高いと難しい。
※GR=英語学習者向け・レベル設定された英語の本。
GR (Graded Readers) の5段階評価 すばらしい おもしろい よい イマイチ つまらない
今回読んだGR10冊(141冊から150冊目)
今回は私が読んだ141冊目から150冊目までのGRです。
この10冊は2021年9月から12月に読みました。
秋になって少しコロナが落ち着いたので、気をつけながらも出かけたり、人に会えるようになりました。
このままコロナが落ち着いてくれることを願うばかりです。
141. Nicholas Nickleby
父親を亡くしたNicholasは母親と妹を連れて、Londonの叔父を訪ねる。
さまざまな困難に遭いながらも、問題に立ち向かい解決していきます。
この小説は1800年代に書かれたものですが、人間の本質は変わらないんだなと感じます。
チャールズ・ディケンズの作品をGraded Readersで楽しめるのはすごく良い。
多読を続けて英語力を伸ばし、ディケンズの原作にチャレンジしたいです。
Nicholas Nickleby | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 4 ※旧Penguin Readers |
YL | 4.0 - 5.0 |
語数 | 18,600 |
評価 |
142. The Go-Between
13歳の誕生日を目前に控えた主人公は、寄宿学校で知り合った友人の別荘で一夏を過ごします。
そこで友人の姉に一目惚れし役に立とうと健気に振る舞いますが・・・。
少年の繊細な心は美しいのですが、大人のズルさが際立ってしまい、読んでいて辛い場面もありました。
映画の評価が高いようなので、いつか観たいと思います。
The Go-Between | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 4 ※旧Penguin Readers |
YL | 4.0 - 5.0 |
語数 | 42,413 |
評価 |
143. Cinderella Man
大恐慌時代に活躍した実在するプロボクサーのサクセスストーリー。
ボクシングに興味があればさらに楽しめたかもしれませんが、愛する家族のために戦う主人公が素敵です。
Cinderella Man | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 4 ※旧Penguin Readers |
YL | 4.0 - 4.5 |
語数 | 15,600 |
評価 |
144. The House of Stairs
人間の怖さ・悲しさが迫るストーリー。
主人公の心理状態がふつうではないので理解できない部分もありましたが、構成が巧みで面白いです。
The House of Stairs | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 4 ※旧Penguin Readers |
YL | 4.0 - 4.5 |
語数 | 14,374 |
評価 |
145. Three Adventures of Sherlock Holmes
シャーロックホームズなのでそれなりには楽しめますが、ストーリーがシンプルにまとまりすぎていて、トリックの解明までがあっけない。
GRとしては十分な内容です。
Three Adventures of Sherlock Holmes | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 4 ※旧Penguin Readers |
YL | 4.0 - 5.0 |
語数 | 15,431 |
評価 |
146. The Age of Innocence
1870年代のニューヨーク社交界を舞台にしたラブストーリー。
昔の上質な映画を観ている気分になります。
登場人物が多くて最初は混乱しましたが、巻頭の登場人物一覧に助けられました。
The Age of Innocence | |
シリーズ名 | OBW (Oxford Bookworms Library) 5 |
YL | 4.5 - 5.0 |
語数 | 24,820 |
評価 |
147. Jungle Love
恋愛ドタバタストーリー。
内容的には楽しく軽くて深みはないけれど、多読教材として優秀。
登場人物が少なくキャラクター設定がはっきりしているからスラスラ読めました。
Jungle Love | |
シリーズ名 | CER (Cambridge English Readers) 5 |
YL | 5.5 - 6.0 |
語数 | 23,442 |
評価 |
148. Windows of the Mind
「弱者が強者に仕返しする」
的なストーリーを集めた短編集。
ふつう、こういったストーリーはスカッとするものだけど、そうならないのは仕返し方法にユーモアがないから?
Windows of the Mind | |
シリーズ名 | CER (Cambridge English Readers) 5 |
YL | 5.5 - 6.0 |
語数 | 25,649 |
評価 |
149. King Solomon's Mines
秘宝を求めて冒険するストーリー。
それなりに楽しめるけど、語数の割にいろいろな出来事が起こるから、少しまとまりがない。
多読教材としては一応OK。
原作はもっと面白いかも。
King Solomon's Mines | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 4 ※旧Penguin Readers |
YL | 4.5 - 5.0 |
語数 | 17,950 |
評価 |
150. Great Expectations
やはりチャールズ・ディケンズはすごい作家。
"A Christmas Carol" や "Nicholas Nickleby"には及ばないけれど、人物がよく描けている。
中盤からの展開とエンディングが素晴らしい。
Great Expectations | |
シリーズ名 | OBW (Oxford Bookworms Library) 5 |
YL | 4.5 - 5.0 |
語数 | 24,045 |
評価 |
今回のMy Best Graded Readers !
今回は私が読んだGR (Graded Readers)の141冊目から150冊目を記録しました。
この10冊の中のベストはこちら。
「Nicholas Nickleby」
チャールズ・ディケンズ作品のストーリー展開はどれも秀逸。
いつか原作でも読みたいです。
次回は、私が読んだGRの151冊目から160冊目までを記録します。