英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をブログにしています。
コロナによる外出自粛をきっかけにはじめた英語多読。
GRのレベルが上がって語数が多くなるほど、ふつうの読書と変わらない感覚になってきて、さらに多読が楽しめるようになりました。
※YL=読みやすさレベル。0.0-10.0まで。数値が高いと難しい。
※GR=英語学習者向け・レベル設定された英語の本。
GR (Graded Readers) の5段階評価 すばらしい おもしろい よい イマイチ つまらない
今回読んだGR10冊(81冊から90冊目)
今回は私が読んだ81冊目から90冊目までのGRです。
この10冊は2020年7月下旬から10月の中旬に読みました。
この年の夏も猛暑でしたね。
コロナの影響で涼しい場所に旅行もできず、私は完全に夏バテ。
集中力も気力もなく、8月から9月中旬までは全く読書をする気になれませんでした。
ようやく暑さがひと段落した9月中旬から多読を再開しました。
81. Bridget Jones's Diary
大好きな映画のひとつ「ブリジッドジョーンズの日記」原作のリトールド。
タイトル通り、日記形式で日々の出来事が綴られています。
淡々とした文章なのにおもしろくて、映画とはまたちがった楽しみ方ができます。
Bridget Jones's Diary | |
シリーズ名 | MMR (Macmillan Readers Intermediate) 5 |
YL | 3.6 - 4.0 |
語数 | 17,558 |
評価 |
82. Live and Let Die
「007 死ぬのは奴らだ」。
ジェームスボンドが活躍。
期待を裏切らないストーリー展開で、安定のおもしろさです。
そういえば、少し前に俳優のSean Conneryさんが亡くなったとニュースで知りました。
ジェームスボンドの映画に主演するSean Conneryを見て、こんなに完璧に整った顔をした人がいるんだと驚いた記憶があります。
Live and Let Die | |
シリーズ名 | MMR (Macmillan Readers Intermediate) 5 |
YL | 3.6 - 4.0 |
語数 | 19,201 |
評価 |
83. Rain Man
映画「Rain Man」のリトールド。
ストーリーは楽しめましたが、この内容だと映画の方がいいかもしれないと思いました。
Rain Man | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
YL | 3.2 |
語数 | 7,800 |
評価 |
84. Go, Lovely Rose
さまざまな愛の形を描いた短編集。
4編のうち、さいごの「The Dam」のラストは衝撃的でした。
Go, Lovely Rose | |
シリーズ名 | OBW (Oxford Bookworms Library) 3 |
YL | 3.2 - 3.4 |
語数 | 8,065 |
評価 |
85. The Island of Dr Moreau
「ドクター・モローの島」
どうも気味が悪くて、楽しめませんでした。
後味も悪いです。
The Island of Dr Moreau | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
YL | 3.4 - 3.6 |
語数 | 13,226 |
評価 |
86. The University Murders
Inspector Loganが主役の推理モノ。
CERにはInspector Loganという女性刑事が主役のシリーズがいくつかあって、どれも無難に楽しめます。
The University Murders | |
シリーズ名 | CER (Cambridge English Readers) 4 |
YL | 4.5 - 5.0 |
語数 | 18,800 |
評価 |
87. About a boy
Hugh Grantが主役で映画化されたことでも有名な「About a Boy」。
映画化されているものはアタリハズレがあるので期待しないで読み始めたら、いい意味で期待を裏切られました。
GRなので原作を短くしていると思いますが、ストーリー展開が自然で無理がなく、それでいておもしろい。
とても印象に残りました。
Hugh Grantが主役なので映画も見たいです。
About a boy | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 4 ※旧Penguin Readers |
YL | 4.0 |
語数 | 21,322 |
評価 |
88. The Time Machine
「タイムマシン」。
原作者はH. G. Wells。
85でご紹介した「The Island of Dr Moreau」とおなじ原作者です。
タイムマシンに乗って802,701年という遠い未来に到着します。
発達したすばらしい未来が待っていると思ったら・・・。
SF的な小説は興味がないのですが、これは驚くほどおもしろくて、読み終わってから興奮気味に家族にストーリーを話したほどです。
The Time Machine | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 4 ※旧Penguin Readers |
YL | 4.5 - 5.0 |
語数 | 21,527 |
評価 |
89. A Matter of Chance
愛する妻を突然亡くしたPaul。
途方に暮れるなか、Sandraという女性に出会います。
CERに定番の、大人向けの軽いサスペンスといったところですが、読みやすい英語で、最後まで続きが気になってあっという間に読み終わりました。
A Matter of Chance | |
シリーズ名 | CER (Cambridge English Readers) 4 |
YL | 4.5 - 5.0 |
語数 | 17,830 |
評価 |
90. The Amsterdam Connection
こちらもCERで定番のサスペンス。
CERは、良くも悪くもあまり印象に残るストーリーではありませんが、オリジナルだけあって、読みやすく、ストーリーも軽めながら粒ぞろい。
YLは4.5-5.0となっていますが、もっと楽に読める感覚です。
大人が多読をするなら、CERのシリーズが一番のおすすめです。
The Amsterdam Connection | |
シリーズ名 | CER (Cambridge English Readers) 4 |
YL | 4.5 - 5.0 |
語数 | 17,619 |
評価 |
今回のMy Best Graded Readers !
今回は私が読んだGR (Graded Readers)の81冊目から90冊目を記録しました。
この10冊の中のベストはこちら。
「The Time Machine」
SF的な本は好みがわかれると思いますが、「The Time Machine」は原作者の深い洞察や皮肉とも思える描写がストーリーに深みを与えていて、
「単に未来に行って知らない世界を見た」
では終わらない、おもしろくて少しこわい物語です。
次回は、私が読んだGRの91冊目から100冊目までを記録します。