英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をブログにしています。
家族で湯シャン(シャンプーなしで洗髪する)を始めて1ヶ月が経ちました。
最近は「湯シャン」の他に「ノープー(ノーシャンプー)」という言葉もあります。
湯シャンに興味があったり、実践している人が増えているのかもしれませんね。
この記事では
・正しい湯シャン方法
・家族で1ヶ月湯シャンに取り組んだ経過
ついて書きます。
(私が湯シャンをはじめたきっかけは以前に書いたので、あわせてお読みください。)
Contents
湯シャンを始めるため参考にした本
湯シャンを推奨している宇津木龍一医師が書いた本
「シャンプーをやめると、髪が増える」
で紹介されている湯シャン方法に従って洗髪しています。
本「シャンプーをやめると、髪が増える」では、具体的に以下のようなことが書かれています。
・シャンプーを使うほど皮脂量が増える
・シャンプーは毛髪をいため、10万個の毛穴から化学物質が入る
・髪がサラサラなびくのは、髪が干からびているから
・脱シャンプーで髪が増える
・脱シャンプーで常在菌が増え、頭皮が健康で清潔になる
・脱シャンプーで、ベタつきとニオイが解消する
・シャンプーを使わない洗髪方法
湯シャンは、ただシャンプーを使わなくていいだけと考えるのは間違いです。
「シャンプーをやめると、髪が増える」で、シャンプーが不要な理由を理解してから湯シャン生活に入ることをお勧めします。
湯シャンをはじめたきっかけ
湯シャンを始める前は、3日に1度シャンプーをしていました。
私以外の家族も、だいたい同じペースでシャンプーしていたようです。
毎日シャンプーする人が多いと思うので、たまに「シャンプーは3日に1回」というと驚かれることがありましたが、ニオイもトラブルもなく、自分にとってはちょうどいいペースでした。
でも40代に入った頃から、抜け毛に悩むようになりました。
シャンプーした時に手にびっくりするくらい髪の毛がついて、お風呂場の排水溝にも髪の毛が目立つようになりました。
さらに、鏡を見ると、なんとなく以前より毛量が減った気が・・・。
年齢のせいもあるだろうけど、抜け毛をなんとか食い止めたい。
女性用の育毛剤を調べて、本気で買おうかと思いました。
そんな時に見つけたのが、本「シャンプーをやめると、髪が増える」です。
シャンプーをやめて髪が増えるなら、育毛剤よりいいので試してみることにしました。
湯シャンをはじめて1ヶ月の経過
私・夫・小学生の子供の3人で同時に湯シャンをはじめました。
一週間ごとの経過を書いていきます。
湯シャン1週目
もともと3日に1回しかシャンプーを使っていなかったせいか、湯シャンをはじめて最初の1週間は、それほど変化がありませんでした。
夫と私の髪は、後半になって「ちょっと油っぽいかな?」といった感じ。
子供の髪は全く変化なく、シャンプーをしていた時と髪の状態は変わりませんでした。
湯シャン2週目
湯シャンをはじめて2週間経つと、髪や頭皮がべたついている感じがしました。
夫は髪がべたついて、ちょっとだけニオイもしたのでシャンプーを使いましたが、仕事がなければ湯シャンで乗り切ったかもしれません。
私はちょうどその頃、外出して人と会う用事がなかったので、ベタつきやカユミが気になりつつも湯シャン生活を続けました。
主婦だと湯シャンにチャレンジしやすいです。
「シャンプーをやめると、髪が増える」によると、シャンプーをやめて少し経つと頭皮がベタつく時期があると書いてあるので、しばらくの辛抱だと思うようにしました。
このベタつく不快な時期で湯シャンを諦めてしまう人が多いようですね。
子供の髪は、あいかわらずツヤツヤ、サラサラです。
湯シャン3週目
3週間経つと、少しずつですが、家族みんな髪がしっとりしつつサラサラになってきました。
寝癖もつきにくく、扱いやすい髪になりました。
頭皮からでる油分が減ってきた感じがします。
髪と頭皮が湯シャンに適応してきたようです。
湯シャン4週目
湯シャン4週間目に入ると、前週よりさらに髪が落ち着いてきました。
さらに湯シャンの温度や方法によって髪の状態がちがってくることに気づくようになりました。
私はぬるま水(ぬるま湯より低い温度)で湯シャンするように気をつけていましたが、夫と子供は適当に湯シャンしていたようです。
そのため、夫は髪がベタつく日がありました。
子供の髪は、あいかわらず変化なくいい状態です。
4週目に入ると頭皮・髪ともに状態が落ち着いてきたので、2日に1回の湯シャンにしました。
湯シャンでもクサくならない!
湯シャンを始める上で最大のネック&心配が「ニオイ」です。
まわりの人に不快な思いをさせるのであれば湯シャンをやめようと思っていたので、ほぼ毎日家族でお互いの頭皮のニオイを確認しました。
その結果、湯シャンでもニオイの問題はありませんでした。
自分で頭皮がベタついているかも、、、
と心配だった2週間目もほとんどニオイはありませんでした。
”ほとんど” というのは、1度夫の髪が少しにおったため。
湯シャンの温度を低くしたら翌日からニオイがしなくなりました。
鼻が髪に触れるくらいの距離で確認しましたが、うっすらと髪のにおいがするだけです。
決してクサイとか、イヤなニオイではありません。
その人本来の髪のニオイなのでしょうが、シャンプーを使っていた時には、香料で消されているのだと思います。
電車で隣の席に座っても感じない程度のニオイなので、問題ないと思います。
失敗するのは、湯シャン方法がまちがっているかも
湯シャンは正しい方法で実践してはじめて効果が出ます。
夫の頭皮がベタつく日は、湯シャン方法を確認しました。
そうすると大抵、熱めのシャワーでいつもより念入りに湯シャンしていました。
熱いお湯で湯シャンすると頭皮に必要な皮脂まで流れてしまい、それをカバーしようと余分な皮脂が出てニオイになります。
正しい方法で湯シャンをした日は、ベタつきやニオイは気になりません。
正しい湯シャン方法
「シャンプーをやめると、髪が増える」によると、正しい湯シャン方法は以下の通りです。
2)35度以下のぬるま湯(著者は「ぬるま水」と表現)で湯シャンする。
3)頭皮を指の腹で軽く撫で洗いする。力を入れすぎないこと。スカルプブラシはNG。
4)ドライヤーの使用は最低限に。
私は本のとおり湯シャンをしましたが、とくに湯シャンの温度は重要だと感じました。
熱いお湯で湯シャンしてしまうと、頭皮の皮脂を取りすぎてしまい、それを補おうと皮脂が分泌されて、頭皮がベタベタ・・・という悪循環からいつまで経っても抜けれません。
シャンプーの代わりに熱いシャワーでスッキリしたいので、つい温度を高くしてしまうんですけどね。
私もベタつきを取ろうと熱めのお湯で湯シャンをして、何度か失敗しました。
湯シャンの温度は「ぬるま水で」が鉄則です。
湯シャンを反対する意見もある
湯シャンはこれまでの常識に反している方法なので、ネット上で反対意見も多いです。
でも反対意見を書いている方が美容師さんだったり、薄毛クリニックのサイトだったり。
薄毛のトニックを販売するサイトでも湯シャンに対する反対意見が書かれていました。
全ての反対意見が利益のためではないと思いたいですが、利益が反する人の意見は注意が必要かもしれません。
逆にブログ等で湯シャンをススメているのは、実際に湯シャンをしていて効果が出ている人が多いようです。
実際、私も湯シャンをはじめてから抜け毛が目に見えて減りました。
育毛剤に頼らず、自然な形で抜け毛を減らせてうれしいです。
まだ湯シャンをはじめて1ヶ月なので、この先また頭皮や髪に変化があるかもしれません。
でも今のところ、湯シャンを続けていく予定です。
今後の頭皮と髪の変化が楽しみです。
湯シャンにチャレンジしてほしいのは、こんな人!
全ての方に湯シャンが向くかは正直わからないですが、以下にあてはまる人は湯シャンを試すメリットがあります。
抜け毛、薄毛に悩んでいる
先にも書きましたが、私は女性用の育毛剤を買おうか迷うほど真剣に抜け毛に悩んでいました。
湯シャンをはじめたら抜け毛がすごく減りました。
うれしいです。
湯シャンで洗い流す時間は、シャンプーの時間と変わらないので、シャンプーで毛が抜けていたんだと思います。
シャンプーをどうしても使いたい場合は、頭皮に負担の少ないシャンプーを選ぶことも重要かもしれません。
また完全な湯シャンは個人の事情で難しい場合もあると思います。
そういった場合は
「週末だけ湯シャン」
「シャンプーするときは、頭皮にシャンプーをつけないようにする」
といった方法で、少し抜け毛を減らせると思います。
小さなお子さん
シャンプーの経皮毒を減らすため、お子さんへのシャンプー使用を減らしてあげてください。
完全に湯シャンにしなくても、
「週末だけ湯シャン」
「1日おきに湯シャン」
「子供にシャンプーしてやるのが面倒な日は湯シャン」
といった方法をとれば、経皮毒が減らせる上に、親子共々ラクができて楽しいバスタイムになります。
うちの子供(小学生)も1ヶ月全くシャンプーしていませんが、ニオイもないし髪もふんわりツヤツヤです。
大人より子供の方が、湯シャンが簡単にできると思います。
さいごに
湯シャンのメリットが大きいので、実生活でも周囲にススメたいのですが、相手の反応を考えてしまうとなかなか難しいです。
湯シャンは、完全にシャンプーをなくすと効果が大きいので、完全なシャンプーなしが理想だと思います。
でも途中で挫折するよりは無理せず(シャンプーを使いながら)自分に合った方法を見つければいいと思います。
抜け毛で悩んでいたら、育毛剤に頼らず、まずは湯シャンで頭皮と髪の健康を取り戻すことを考えてみたらどうでしょうか。
読んでいただきありがとうございました。