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英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をブログにしています。
湯シャン(シャンプーを使わないで洗髪する)を実践して1年半が経ちました。
湯シャンについて、この1年半の取り組みを書きたいと思います。
その間の経過や、湯シャンのメリット・デメリットをまとめます。
湯シャンをのきっかけは「抜け毛」
40代になってから抜け毛が増えて悩んでいました。
シャンプーしたあと排水溝を見ると、ビックリするくらい髪の毛が溜まるのです。
女性用の育毛剤を使おうかと悩んでいるときに、1冊の本を読みました。
湯シャン・1年半の経過
気楽な気持ちではじめた湯シャン。
うまくいかずに途中でやめようと思ったことも何度かあります。
湯シャンスタート〜1週間
湯シャンをはじめて1週間は大きな変化はありませんでした。
湯シャンをはじめる前もシャンプーは3日に1回だったので変化を感じにくかったのかもしれません。
湯シャン2週間目
湯シャンをはじめて2週間経つと、髪と頭皮がベタつきました。
頭皮に不快感もあります。
ニオっているんじゃないか・・・と不安で家族に確認してもらいましたが、不思議と大丈夫でした。
湯シャン3週間目
3週間経つと、少しずつ頭皮のベタつきやカユミがおさまってきました。
髪の状態もしっとりして扱いやすい。
少しずつ湯シャンに慣れてきましたが、日によってベタついたり、カユミが強かったりと、なんとなく不安定。
髪が気になって外出時は帽子でごまかしました。
湯シャン2ヶ月目
湯シャン2ヶ月目に入ると、髪のベタつきはかなり減りました。
ニオイもありません。
でも近くに人が来ると「頭皮のベタつきや匂いが大丈夫かな・・・」と不安になります。
美容院の予約日が近づいてくると、湯シャンのせいでユウウツに。
美容師さんに湯シャンを伝えることに不安もありましたが、杞憂でした。
湯シャン3ヶ月目
湯シャンをはじめて3ヶ月経つと、髪がまとまらなくなりバサバサな日がありました。
湯シャン3ヶ月目に入った頃、家族がインフルエンザにかかり自分のことは構っていられなかったので、湯シャンも適当にパパッと済ませました。
1週間くらい経って家族のインフルが治り鏡を見ると、コントのようなバッサバサ頭。
ブラシで梳かしても湯シャンをしてもどうにもならず仕方なくシャンプーを使いました。
時間をかけて湯シャンしたり、2日に1回の湯シャンにしたり、どうしてもベタつく時はシャンプーを使ったりしながらこの時期を乗り越えました。
湯シャン5ヶ月目
髪を伸ばしかけていましたが、湯シャンを続けるため仕方なくショートカットに戻しました。
まだまだ髪の状態は安定しません。
湯シャン7ヶ月目
強いシャンプー剤を避けたくて、飲めるほど安全な洗剤「マザータッチ」をシャンプー代わりに使いはじめました。
ベタつきが気になる時だけ使用。
湯シャン8ヶ月目
湯シャンをはじめて8ヶ月経つと、徐々に髪が落ち着いてきて扱いやすくなりました。
毎日湯シャンすると髪がパサつくようになったので、湯シャンのペースを2日に1回に変更。
でも髪の状態が完全に安定しているわけではなかったので、たまにシャンプー(マザータッチ)も使用しました。
湯シャン10ヶ月目〜現在
湯シャン10ヶ月目から現在、湯シャンは3日に1回しています。
湯シャンでもベタつかず、髪の状態も安定。
もちろんニオイもしません。
シャンプーは2、3ヶ月に1回の美容院と、家でヘアカラー(白髪染め)をした後だけ使います。
ヘアワックスを使った日はシャンプー(マザータッチ)を使うこともあります。
髪の長さはセミロングになりました。
以前は湯シャンのためショートカットにしていましたが、今は髪が伸びてもバサバサ感は少なく、パッと見た感じはシャンプーを使っていた頃と変わりません。
でも鏡で髪をよく見ると、やっぱりシャンプーをしていた時とは違います。
湯シャンしているとヘアスタイルは完璧とはいかないのが正直なところです。
ぎりぎり合格点です。
抜け毛が減ったことを考えると、ほんの少しヘアスタイルを犠牲にしても湯シャンをして良かったです。
湯シャンを成功させるコツ
実際の経験から、湯シャンを成功させるコツをお伝えします。
湯シャンはぬるま水で!熱いお湯は厳禁
湯シャンはぬるま水で!が鉄則です。
熱いお湯で湯シャンすると、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、それを補おうとして頭皮が余分な皮脂を分泌してしまいます。
「ぬるま水の湯シャン」を守らないと、いつまで経っても頭皮がベトつきます。
湯シャンでニオイなどの問題がある人は、湯シャン時の水温が高いかもしれません。
湯シャンが成功するまでは時間が必要。長期戦で!
先にも書きましたが、私が湯シャンに成功したと思えたのは10ヶ月を過ぎてからです。
それまでは
「湯シャンがうまくいったかな?」
と思ってもすぐにベタついたりバサバサになったりで、不安定な状態でした。
考えてみれば、これまでずっとシャンプーを使ってきたので、短い期間で湯シャンがうまくいくはずはないんですよね。
頭皮が湯シャンに適応するまであせらず続けることが重要です。
自分なりの湯シャン方法を見つければOK
本に書いてあるとおりに湯シャンに変えていければ最高ですが、オシャレもしたいし、人と会う際には髪の状態が気になるのも事実。
少しずつシャンプー剤を減らしていくだけでも、頭皮のダメージは確実に減ります。
大変な時はシャンプーも使いつつ、無理せず時間をかけて自分なりの湯シャン生活に移していけたら成功だと思います。
湯シャンのメリット
ここでは湯シャンのメリットを挙げていきます。
抜け毛が減る
湯シャンの最大のメリットは、頭皮と髪が健康になって「抜け毛が減る」ことです。
以前はシャンプー後に排水口を見ると、大量の毛がありました。
今も多少の抜け毛はありますが、抜け毛の量はかなり減りました。
鏡を見ても、髪の毛の量が少ない感じはしません。
お金が節約できる
湯シャンなら、シャンプー・リンスや、ヘアケア製品の使用が大幅に減らせます。
結果的にお金の節約にもなります。
お風呂掃除がラクになる
お風呂場でほとんどシャンプーを使わなくなったので、お風呂場が汚れにくいです。
掃除の回数を減らすことができました。
湯シャンのデメリット
湯シャンはメリットの方が大きいですが、それでもデメリットもあります。
ヘアスタイルが理想通りにならない
先ほども書きましたが、湯シャンだと、シャンプーを使っていた時と全く同じようなヘアスタイルにすることは難しいです。
湯シャンが成功するまでガマンが必要
湯シャンが成功するまでは、かなり長い時間が必要です。
もっと早く成功する人もいると思いますが、私は10ヶ月かかりました。
また周囲の人の目や、美容院の問題など、常識(と言われていること)とちがうことをするので、これまで気にしなくて良かったことを気にすることになります。
さいごに
「湯シャン」に対しては賛否両論あります。
湯シャンにネガティブなイメージがあるのは、
「シャンプーは毎日するもの」
という考えが日本では一般的だからではないでしょうか。
また周囲に湯シャンを実践しているけど、ニオイで迷惑を被っている・・・という方もいると思います。
テレビをつければシャンプーをしてサラサラ髪のキレイな女性がCMに出てきます。
「毎日シャンプーすることが当たり前」
と考えられている環境で意識を変えるのは難しいですね。
でもこれまで海外でホームステイしたり海外旅行で感じたのは、
「世界的に見たら毎日シャンプーする日本人の方が少数派」
だということ。
頭皮がニオって周囲に迷惑をかけなければ、自分にあったシャンプー方法でいい。
その選択肢のひとつが湯シャンだと思います。
それから湯シャンというと
「シャンプー剤を使わずにお湯で髪を洗う=汚れがきちんと落ちない」イメージがありますね。
でも実際はお湯で落ちない汚れは少ないです。
シャンプー剤という化学物質を使わないことで、常在菌を殺さず適切に働かせて頭皮を清潔に保とうとするのが「宇津木式湯シャン」の考え方です。
頭皮の常在菌はあまり知られていませんが、お腹の善玉菌が腸内環境を整えることはよく知られています。
皮脂の分泌が正常になったからニオイが減ったとも言えますが、常在菌のおかげもあると思います。
人間が本来持っている体の働きを利用して健康的な生活が送れたらいいな、
と日々考えています。