【その2】日本和装の無料着付教室に行きました。

B!

すずらん

英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をブログにしています。

着付けのレッスンを受けたいと思い、2020年12月から日本和装の無料着付け教室に参加しています。

 

前回は「ガイダンス」でカリキュラムや着付け道具の説明をうけました。

 

今回は第1回目の着付レッスンに行きましたので、その体験レポートです。

 

第1回目のレッスン

いよいよはじめてのレッスンです。

今回の持ち物は、着付道具一式と、肌襦袢、長襦袢、着物です。

 

教室に到着すると、もうひとりの生徒の方(前回のガイダンスは欠席)とはじめてお会いし、簡単な自己紹介をしてさっそくお稽古がはじまりました。

 

肌襦袢

まず足袋をはいて、肌襦袢を着ます。

日本和装が推奨しているのはワンピース型の肌襦袢というか、スリップです。

私は上下一体型で前で合わせて紐で結ぶタイプの肌襦袢で、これも上下分かれているものよりかなり楽に着れますが、日本和装のワンピース型は更に楽だと思います。

 

もう10年以上前に、初めて着付けを習った教室で指導をうけた際は、上下別々の昔ながらの肌襦袢と裾よけでした。

肌襦袢はいわゆる肌着なので一見簡単そうにみえるのですが、不器用な私はこれさえ苦戦しました。

ワンピースをすぽっと着て済んでしまうのであれば、楽でいいですね。

私もそのうち買いたいです。

 

着付け師や着付けの先生を目指すのではなく、自分で気軽に着物を楽しみたいという目的なら、便利な道具をどんどん使って、着物のハードルを低くした方がいいと個人的には思います。

 

補正

肌襦袢(ワンピースのスリップ)を着ると、その上に補正をします。

補正は、着物がきれいに着れる体型に近づけるため行うものです。

 

一般的なのはタオルを使った補正です。

私は腰の部分にはスポーツタオル、

上半身は以前の着付教室で自作した補正道具を使っていました。

 

ただタオルは体に巻いて少し折り込んでとめるだけなので、着付けをしているうちにズレてしまったり、なんとなく着心地が悪かったりしていました。

 

前回のガイダンスで日本和装の補正道具が2つ紹介されて、便利そうなので私は購入しました。

1つめは「ファンデ」。

胸元の補正に使います。

刺繍のある三角形の部分がみぞおちあたりにくるように着用します。

着用が簡単で苦しくありません。

胸元の補正に使う「ファンデ」

 

「ファンデ」のうしろ部分はマジックテープ仕様。

ベルト部分はゴムなので苦しくないです。

「ファンデ」はマジックテープで止める。ベルト部分はゴムなので楽。

 

2つめの補正道具は「腰パッド」。

腰のくぼんだ部分にあてます。

取り外し可能なパッドが入っています。

「腰パッド」は腰回りの補正に。

 

「腰パッド」もベルト部分はゴムです。

「腰パッド」のベルトもゴムで楽。

 

「ファンデ」も「腰パッド」も軽い素材でできています。

着用時の補正位置の細かい調整も必要ありません。

 

長襦袢

次は長襦袢を着ます。

先生がお手本を見せてくれて、それと同じようにやってみます。

今回ラッキーだなのは、生徒が2人だけということに加えて、もうひとりの生徒の方も着付けを習ったことがあるということ。

だいたい同じペースで無理なくレッスンが進むので、お互い気を使う必要があまりなさそうです。

 

習った経験があると、基本的なことや名称はわかっているので、たぶん初めての人よりは早く手順をこなすことができると思います。

先生もそのつもりで進めてくれているようでした。

 

この長襦袢で、今回購入した「小袖ベルト」という道具を使います。

「小袖ベルト」は日本和装とメーカーが共同で開発した道具。

「小袖ベルト」2本。
長襦袢と着物それぞれでひと組使います。

 

長襦袢の着付けには腰紐や伊達締めを使いますが、日本和装はそのかわりに「小袖ベルト」を2本使います。

「小袖ベルト」は約2センチ幅のゴムの先端にプラスチックのクリップがついていて、それぞれの襟もとでクリップをとめて、背中の衣紋抜きを通って前でパチっととめることができます。

(説明が悪くてすみません)

 

「小袖ベルト」の一方の端はクリップ状になっています。

 

2本の「小袖ベルト」を留めたところ。

 

長襦袢で使うのは「小袖ベルト」だけなので、苦しくなく、時間も短縮できます。

はじめてだと長襦袢の着用にも苦戦しますが、小袖ベルトだけなら本当にあっという間です。

あとは動いてもきれいな形を保てればいい道具だと思いますが、しばらく使ってみないとわかりません。

 

着物の着付

通常は1回目のレッスンでは長襦袢までのようですが、時間があるので着物も着ることになりました。

着物の着付けでも、さきほど長襦袢で使ったのと同じ「小袖ベルト」をつかいます。

(日本和装の着付では「小袖ベルト」が2セット必要です)

 

また腰の部分は腰紐は使わず、コーリンベルトというゴムでできている道具を使います。

 

驚くのが、まったく伊達締めを使わない点!

伊達締めも、はじめての時は扱いが難しくて苦労したので、なくて済むならない方が私はいいです。

着物も長襦袢と同様、「小袖ベルト」を使うことであっという間に着れました。

 

あとは、着てみてズレたりしなければいいのですが。

これもしばらく着てみないとわかりません。

 

まだ1回目のレッスンですが、

「これなら近いうちに着物を着れそう」

という感覚をもつことができました。

 

最後に着物と長襦袢のたたみ方を教わり、お稽古が終了しました。

先生の指導は厳しくなく、質問もしやすく始終なごやかな雰囲気でした。

 

次回は袋帯のレッスンです。

 

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