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英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をブログにしています。
私には小学生の子供がいるのですが、ついつい子供に怒ってしまうことも多くて、そのあと反省したり後悔したり、自己嫌悪になったりを繰り返す毎日です。
どうやって子供と向き合えばいいのだろうと悩むなか「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」を読みました。
とても良い育児書なのでご紹介します。
子供の英語教育についても書かれています。
「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」の著者
子育てに関する本というと、教育現場にいる先生が書かれたものが多いですが、この本「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」は珍しく現役の小児科医の先生が書いています。
著者の高橋孝雄先生は、慶應義塾大学医学部の教授です。
4歳の時に父親を脳腫瘍で亡くし、母子家庭で生活保護の世帯で育ち、奨学金を得て医学部を卒業されています。
私生活では3人のお子さんを育てています。
子供をしあわせに導く3つのチカラ
「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」で、親が心がけたい子育てにいちばん大切なことは、子供をしあわせに導く3つのチカラをつけられるようにすることと書かれています。
誰かの気持ちに寄り添える
自分のことを自分で決める
生まれてきてよかった、自分は自分でいい、と感じる
大事なことは、子供がなにを考え、なにを夢見て、なんのために勉強しているか、つまり心の環境が適正に保たれているかであって、学校の成績がいいか悪いかは結果に過ぎないので成績で一喜一憂するのは愚かなこと。
・・・と書かれています。
頭ではわかっていても、子供を目の前にすると難しいことも多い。
でも我が子が「子供をしあわせに導く3つのチカラ」をつけられるように意識していきたいと感じました。
子供の英語教育について
「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」では家庭での英語教育についての考えも書かれています。
書かれているのはごくあたりまえのことですが、 まわりに流さず考えることは意外と難しい。
子供の英語教育については、以下の文章で終わっています。
考えさせられる内容です。
子供に夢を託すぐらいなら、今からでも遅くないです。
「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」は心温まる子育て書
「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」を読んでまず感じたのは、
「著者のような小児科医が身近にいたら、どんなに心強いだろう」でした。
私にとって小児科医は、子供がインフルエンザや溶連菌になった際にお世話になる方、という認識です。
でもこの著者は子供の表面的な病気や傷だけでなく心のケアもされていて、それが人柄がにじみ出ていて本当に温かいのです。
文中の数々のエピソードも子供への愛情にあふれていて、最後の病児とのエピソードには涙が出てしまいました。
著者のような小児科医が増えれば、家庭内での子供への虐待が減るかもしれません。
それから著者はヒラリークリントンさんの講演を直接聞いたことがあって、その内容にも触れているのですが、それを読んでヒラリーさんへの見方が変わりました。
ヒラリーさんは強いだけでなく、想像以上に賢くそして優しい方だと思います。
大統領になっていたら世界が変わっていたかもしれません。
「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」は、子育て中の方だけでなく、幼稚園や保育園の先生、小学校の先生など、子供に関わる仕事をされている方にもぜひ読んでいただきたい本です。