英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をブログにしています。
コロナによる外出自粛をきっかけにはじめた英語多読。
この辺りから1冊が1万語を超えるGRもでてきます。
※YL=読みやすさレベル。0.0-10.0まで。数値が高いと難しい。
※GR=英語学習者向け・レベル設定された英語の本。
GR (Graded Readers) の5段階評価 すばらしい おもしろい よい イマイチ つまらない
今回読んだGR10冊(51冊から60冊目)
今回は私が読んだ51冊目から60冊目までのGRです。
この10冊は2020年5月中旬から6月の前半に読みました。
花粉の季節も終わって、梅雨前のいちばんいい季節なのに出かけられない。
6月に入ると子供の小学校が再開して、少しずつ日常生活が戻ってきました。
51. Love Story
映画「ある愛の詩」のGR。
本文中にも映画の写真が多く使われていて、情景が想像しやすいです。
タイトルどおり恋愛もので、環境も考え方も性格もちがう2人が恋に落ちて、さまざまな障壁があって・・・
という王道のストーリー。
読んでいて感じたのは、
「映画はもっとおもしろいだろうな。」
映画を元にしたGRは、完成度に波があります。
ライターによるんでしょうね。
このLove Storyはストーリー自体はおもしろいですが、GRとしてはまあまあ。
でも最後まで飽きずに読めました。
Love Story | |
シリーズ名 | OBW (Oxford Bookworms Library) 3 |
YL | 3.2 - 3.4 |
語数 | 8,755 |
評価 |
52. The Ring
ストーリー展開から結末まで素晴らしいです。
Introductionによると、The Ringの作者は外国人向けの英語の先生。
名作をGR向けに書き直されたものは、有名な作品・面白い作品を選んでいると思うので、確かにおもしろいものが多いです。
でも、GR用に語数や語彙がもともと限られた制限の中で、The Ringのような書き下ろし(または書き下ろしに近い)の作品は、読んでいて展開に無理がなく自然です。
The Ring は読み物としても完成度が高いです。
The Ring | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
YL | 3.4 - 3.6 |
語数 | 14,754 |
評価 |
53. The Turn of the Screw
久々にハズレ!と思ったGR。
暗い雰囲気、不自然なストーリー展開、納得のいかない結末。
The Turn of the Screw | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
YL | 3.2 - 3.4 |
語数 | 6,851 |
評価 |
54. Sherlock Holmes and the Mystery of Boscombe Pool
シャーロックホームズ。
設定がわかりやすいので、スラスラ読めます。
ストーリーもやはりおもしろいのですが、GR用に編集されているせいか、物足りなさが残ります。
Sherlock Holmes and the Mystery of Boscombe Pool | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
YL | 3.2 - 3.4 |
語数 | 8,420 |
評価 |
55. Stories of Survival
実話をもとにしたサバイバルストーリーの短編集。
困難な状況を生き抜いた人たちの精神力、体力、機転に驚かせられます。
生き残った本人の写真も掲載されています。
Stories of Survival | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
YL | 3.4 - 3.6 |
語数 | 9,778 |
評価 |
56. How I Met Myself
冬のブダペストの街角で、自分にそっくりな人と出会います。
How I Met Myselfを読んで「ドッペルゲンガー」という言葉を知りました。
How I Met MyselfはCambridge English Readers(CER)のGR。
CERはすべて書き下ろしのストーリーです。
そのためストーリーが自然で、軽めの小説を読んでいる感覚です。
GRはなんだか勉強っぽくて抵抗があるな、
という場合にも気楽に読めそうです。
ただひとつCERの注意点は、恋愛や犯罪など大人向けの内容が多いこと。
高校生以下の多読には向かないです。
※トッペルゲンガー:自分とそっくりの姿をした分身
How I Met Myself | |
シリーズ名 | CER (Cambridge English Readers) 3 |
YL | 3.6 - 3.8 |
語数 | 13,638 |
評価 |
57. Chemical Secret
うまい話にはウラがある。
お金は人を変えてしまう。
因果応報。
そんな言葉が浮かびつつ、おもしろくて一気に読みました。
とても良いGR。
Chemical Secret | |
シリーズ名 | OBW (Oxford Bookworms Library) 3 |
YL | 3.2 - 3.4 |
語数 | 10,150 |
評価 |
58. Skyjack!
女性首相とハイジャック犯とのかけひき。
映画を見ているようなドキドキ感。
Skyjack! | |
シリーズ名 | OBW (Oxford Bookworms Library) 3 |
YL | 3.2 - 3.4 |
語数 | 8,685 |
評価 |
59. Jane Eyre
ブロンテの「ジェーン・エア」。
Introductionによると、原作者のブロンテは1816年生まれ。
かなり昔の小説なのに新鮮に感じます。
人間は意外と変わらないんだなと思います。
Jane Eyre | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
YL | 3.2 - 3.4 |
語数 | 8,327 |
評価 |
60. Dangerous Game
幽霊とチェスをして、はじめは不思議ながらその関係を楽しんでいましたが・・・。
実話をもとにしたストーリーというので驚きます。
Dangerous Game | |
シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
YL | 3.4 - 3.6 |
語数 | 17,761 |
評価 |
今回のMy Best Graded Readers !
今回は私が読んだGR (Graded Readers)の51冊目から60冊目を記録しました。
この10冊の中のベストはこちら。
「The Ring」
こんなにおもしろいのに、多読をしていなかったら出会えないストーリーです。
The Ringはこの10冊のベストというだけでなく、このレベルのGRでとくに完成度が高く、英語も読みやすいです。
次回は、私が読んだGRの61冊目から70冊目までを記録します。